[Astronomy, Photo] 月のPhotoShopによるRAW現像

まずはじめに…

これは私のやり方であって、ほかにも色々とやり方はあります。
故に、ご参考までにご覧ください。

尚、使用しているソフトウェアはPhotoShop CS6となります。
使用されているバージョンによっては設定できない項目もあるかもしれませんがご容赦ください。

———-

今回、例として使用する写真はこちらです。

2015.07.28 Moon – D3100 (加工後)
D3100 + Sigma 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary2015.07.28 Moon - D3100

数カ月前にRAW現像加工をしているため、微妙な設定を忘れていますが、思いだしつつ…

———-

※まず、デジタル一眼レフカメラで撮影する際、RAW+JPEGなどのモード選択し、RAWファイルを保存する設定にする必要があります。

★RAWファイルをPhotoShopで開くと、Camera Rawウィンドウで表示されます。
このウィンドウで現像を行っていきますが、600mm + APS-Cカメラで撮影していても、所詮は小さな像になっています。
01

 

★小さいままだと月のクレータのディテールがわからないので、拡大表示して画面中央に表示します。
そうすると全体的にモヤっとした感じになっていますので、それを変えていきましょう。
01 拡大

 

Camera Rawウィンドウの右側に表示されているゴチャゴチャしたパネルで現像設定していきます。

★最初は、レンズの補正タブで撮影に使用したレンズを選びます。
この設定はレンズ固有の特徴、樽型や糸巻き型といった写真の写り方を補正してくれます。
月が中央に写っていたり、「そんなのやりたくない!」という方は別にやらなくても良い感じですね…
02-4

 

★次に、ノイズとシャープさを変更します。
主に設定する項目は「シャープの適用量」と「ノイズ軽減の輝度」です。
写真によりけりで変える必要があるので、色々と変更して自分の思った値に設定してください。
02-3

 

★次に基本補正のタブにて設定を行います。
月や星をRAW現像する際は「自動設定」を行いません。自動にすると酷い有様に… (戻せますけどね)
ここで主に設定する項目は「色温度」「露光量」「コントラスト」「ハイライト」「シャドウ」「白レベル」「黒レベル」です。
他の設定箇所は気分(笑)で設定変更してください。
02-1

 

★最後にトーンカーブを設定してきます。
下の設定のようにS字型のトーンカーブにすると、明るい部分をより明るく、暗い部分をより暗くします。
逆S字型の場合は明るい部分を暗く、暗い部分を明るくすることができます。
これも写真の写りを見ながら変更していくのですが、上記「基本補正タブ」も変更しつつ何度もやり直して、自分の思った色合いや明るさにしていきましょう。
02-2

 

★満足できる状態になったら、Camera Rawウィンドウ右下の「画像を開く」ボタンを押下すると、PhotoShopのメインウィンドウに表示されます。
ここでも気分次第で、軽くシャープをかけたり、軽くぼかしたりしていきましょう。
03 設定後

 

最後に月が中央になるように「切り抜き」をして完了です。

こんな感じで月写真のRAW現像を行えます。
意外と簡単にできますが、ソフトウェア自体は簡単に入手はできなかったり?
高いですからねぇ…

でもまぁ、何かのハードウェアに付属のPhotoShop LE版でもRAW現像はできるみたいですから(要確認)、それでやるのも良いのかと?

尚、私は放送大学の聴講生となり、学生証を入手して… (´・ω・`)